トレーニング日 体 重
(Kg)
体脂肪率
(%)
体脂肪量
(Kg)
2001年9月15日 93.1 28.5 26.6
10月2日 90.3 29.1 26.2
11月2日 87.7 25.5 23.3
12月4日 86.6 26.0 22.5
2002年1月2日 84.9 25.0 21.2
4月3日 80.1 21.5 17.2
7月3日 77.8 19.5 14.6
10月3日 75.8 18.0 13.6
2003年1月3日 75.6 19.0 13.9
2005年1月1日 72.0 15.8 11.3
 2001年9月半ばよりスポーツクラブ「ルネサンス京都桂」(以下、ルネ)に通い始めました。きっかけはあまりにも体重が増えすぎたこと。0.1トンまであと7キロまで迫ったのです(“トン”表示はイヤだ!)。会社の健康診断では、「肥満症」「高コレステロール」「高脂血症」と生活習慣病予備軍の太鼓判を押されてしまい、服薬を勧められてしまいました。のんべんだらりと自堕落な生活を送っていた私も、さすがに「このままじゃ苦しんで死ぬぞ!」と心機一転、減量に取り組みました。

■ トレーニングの最初
 ルネに通い始めて最初は基礎代謝を高めるための筋力トレーニング(マシントレーニング)と、脂肪を燃焼させる有酸素運動(バイクやウォーキング)から始めましたが、日頃の運動不足がたたってか筋肉痛とバイクにずっと座り続けているお尻の痛さに悩まされました。それでも「月に1万円以上もする会費の元を取らねば!」という貧乏性から週に4〜5日通い続けた結果、最初の1ヶ月で5キロも減量してしまいました。こうなってくると、面白いモノですね。最初の5キロ減に気をよくしたものの、その後は月に1〜2キロ減のペースになってきました。実は減量はこれくらいのペースが良いそうです。
 毎日のようにクラブに通っていると、同じプログラムのトレーニングに飽きてきました。もちろんスポーツクラブですからジムトレーニング以外にも、スタジオでのエアロビクスやプールでのトレーニングメニューがあるのですが、どうも敷居が高くて足を踏み入れることができませんでした。と言うより、「リズム感が悪く、ダンスなんかやったことが無いし格好悪い!」「泳ぎは苦手」なんて自分で勝手に理由をつけていたんですね。

■エアロビクス
 同じプログラムの繰り返しですと身体がそれに慣れてしまい、効果が現れにくくなってきました。そこでルネに通い始めて3ヶ月が経った12月のある日、恐る恐る(大袈裟ではなく本当に…)エアロビクスのクラスに参加してみました。結果は案の定、リズムにも乗れず思ったように身体が動かなかったのですが、終わったあとは汗たっぷりながらも爽快な気分になりました。それに周りの人の目が気になっていたのですが、周りの人たちはインストラクターの動きに注目していて、人のことなんか気にしていることもないようです。みんな自分のペースでエアロを楽しんでいるようで、そう思うと途端に気分が楽になりました。いまでは週に4〜5本のエアロビクスのクラスで汗を流すようにしています。
 そして2003年4月、エアロビクス愛好家が一堂に会するサバイバルエアロビクス札幌大会に参加し、審査対象外のトライアル部門ながら3時間を完走することができました。その後、サバイバルエアロビクスには2004年3月の金沢大会(於:石川県小松市)、同年11月の京都大会(於:京都府向日市)にも審査対象となるアマチュア部門で参加しましたが、結果は敢えなく第1ステージ突破ならず(>_<)

 しかし! とうとうやりました!! 2005年11月に開催されたサバイバルエアロビクス広島大会で第2ステージを突破し、ファイナリストに名を連ねることができました。いやぁ〜、正直ファイナルまで残れるとは思いもよりませんでしたから、全く準備もしていませんでした。柔軟性皆無の身体でスプリットやハイキックなんて無理ムリ(>_<) ニコニコ笑顔でアピールしながらの競技なんてなんてできるわけがない! でもまぁ、あの場所に立てただけでも自分としてはいい経験になり自信になりました。普段のレッスンに挑む姿勢も変わったように思います。40歳を迎えてのいい節目の出来事でした。


札幌大会にて
広島大会
ファイナルステージで

広島大会完走証明書
『FAINALIST』の文字が輝いてます

 またまたファイナリスト(#^.^#) 2006年4月に石川県小松市で開催されたサバイバルエアロビクス金沢大会にもエントリー。寒さと腰痛に見舞われながらの参加でしたが、ここでも1次・2次をクリアしてファイナルステージに進むことができました。やっぱりここでもスプリットができずにうつむいたまま「早く終われ、早く終われ!」とつぶやいていたのでした。柔軟性が欲しい!

 そして2006年6月17日、大阪で開催されたサバイバルエアロビクス全国大会に参加。結果は第2ステージに進出できたものの、第1難関のハムストリングのフロアストレッチで敢えなく失格(^^ゞ たった5分の第2ステージでした。
 後日、第1ステージの審査表が送られてきましたが、結果は14点満点中の13点! これまで得ることのできなかった「腕の可動域」「脚の可動域」で得点することができ、これまでの最高得点となりました。ちなみに過去最高は11点でした。


■水 泳
 何を隠そう、私はついこの前まで「カナヅチ」でした。何がきっかけかは定かではありませんが、小さい頃から水が怖くて嫌いで、小学校の頃はプールの授業から逃げ回っていたほどです。逃げ回っていた自分が悪いのですが、泳げないことへのコンプレックスは持ち続けていました。
 ルネに通い始めてからも、減量には水泳が効果があるということで水着の用意はしていたのですが、エアロビクス以上に敷居が高くなかなかプールへと足を運ぶことができませんでした。2002年になって、意を決して泳ぎをマスターすることに決めました。と言っても、子供のように水に放り込まれて勝手に泳ぎを覚えることはできません。何せ水は怖いモノですから…。私の通っているルネには、有料のプライベートレッスンがあり、ここで一から泳ぎを教えてもらうことにしました。
 けのびから始まり、バタ足と小学校低学年の授業で行われる練習から始まりましたが、怖さが先に立って身体が固まってしまうため、なかなか水に浮く感覚を覚えることができませんでした。週1回のレッスンと、その間の自主トレ(?)を続けていくうちに、2ヶ月ほどで20mプールの端から端までを泳ぎ切ることができるようになりました。こうなってくると水泳も面白いものなのですが、唯一の難点が……。私、息継ぎができないんです。息を継がなければ25m泳げるのに、息を継ぐとしんどくなってしまって途中で沈没。ほとんど溺れているのに近い状況に陥ります。まぁボチボチとやっていくしかないですネ。

■トレーニングの成果
 月に20回以上もルネに通った結果(十分に元を取っている!)、これまでに21キロもの減量ができ、なんとフィットネスジャーナル誌(2003年2月号)にも紹介されました。それまで着ていた洋服が全てブカブカになり、買い換えなければならないのは不経済なのですが、まぁ私にとっては嬉しい悲鳴です。

2001年8月(トレーニング直前)    →    2003年6月

■研修用ビデオ
 トレーニングの成果が認められたのか、2003年11月にルネ本社(人事部)のビデオ取材を受けました。このビデオは同年12月に東京で開催されたルネ全国社員研修や、各クラブのトレーナー研修で使用されているそうです。